自然エネルギー 太陽光発電システム

昨晩 金沢科学技術専門学校で私が所属している北陸インテリアプランナー協会主催の研究会(第47回)に参加しました。

HIPAP1110199.jpg

今回のテーマはタイムリーな企画として太陽光発電システムについて某大手メーカーの担当者より説明が在りました。

一人目の内容は発電エネルギー種類(長所、短所)や動向等を分かりやすく説明いただいた。

二人目は住宅用太陽光発電システムについて説明いただいた。私が改めて気づかされた点は下記の通り

 

1.雪国の場合は積雪が1.5m以上ある場合は壊れる場合があり設置できない。

2.金属板葺きの屋根に設置可能なのは屋根勾配が4寸以上であること。

3.発電は夏季日中の高温時や屋根から宅内まででロスが現在は30%近くまで発生すること。

4.モジュールやパネルサイズは世界共通ではない

5.イニシャルコストをランニングコストでペイするまでは現状では10年以上かかりそう。

6.蓄電池の開発も重要である。(売電は様様な問題を抱えている)

7.EV車を蓄電池代わりに利用した双方向の電気の考え方も近い将来可能であること。

 

以上昨日管総理の発表のように太陽光発電システムの価格が2020年までに1/3、2030年までに1/6になりモジュール変換効率も上がれば平均的な住宅の電気の全エネルギーを賄うこともその頃には可能なような気がした。それまでに開発に各メーカーはしのぎを削り、選ぶ基準としてコスト、耐久性、発電効率以外にデザインやパネル以外の総合開発力でメーカーやシステムを選ぶ眼力が必要となるようであった。

又勉強の楽しみが増えましたね!