環境

昨晩は台風の影響によるとても強い風が吹き荒れた。沖縄では風速55メートルとのことで映像では人が立つことも出来ずへたり込んだり、歩道の上を立ちながらスケートのように滑っていた。10年以上前の台風19号を思い出す。

 我が家のニレの木も大きく揺さぶられて、葉も小枝も散乱した。集めたら鳥の巣のようなった。

ハリケーンの多発や大型化、5月の台風2号等環境の変化を最近身近に感じる。地球環境の改善の為に具体的かつ効果のある何かを私達一人一人ができることを少しづつでもやり続けたいものである。

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昨晩 金沢科学技術専門学校で私が所属している北陸インテリアプランナー協会主催の研究会(第47回)に参加しました。

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今回のテーマはタイムリーな企画として太陽光発電システムについて某大手メーカーの担当者より説明が在りました。

一人目の内容は発電エネルギー種類(長所、短所)や動向等を分かりやすく説明いただいた。

二人目は住宅用太陽光発電システムについて説明いただいた。私が改めて気づかされた点は下記の通り

 

1.雪国の場合は積雪が1.5m以上ある場合は壊れる場合があり設置できない。

2.金属板葺きの屋根に設置可能なのは屋根勾配が4寸以上であること。

3.発電は夏季日中の高温時や屋根から宅内まででロスが現在は30%近くまで発生すること。

4.モジュールやパネルサイズは世界共通ではない

5.イニシャルコストをランニングコストでペイするまでは現状では10年以上かかりそう。

6.蓄電池の開発も重要である。(売電は様様な問題を抱えている)

7.EV車を蓄電池代わりに利用した双方向の電気の考え方も近い将来可能であること。

 

以上昨日管総理の発表のように太陽光発電システムの価格が2020年までに1/3、2030年までに1/6になりモジュール変換効率も上がれば平均的な住宅の電気の全エネルギーを賄うこともその頃には可能なような気がした。それまでに開発に各メーカーはしのぎを削り、選ぶ基準としてコスト、耐久性、発電効率以外にデザインやパネル以外の総合開発力でメーカーやシステムを選ぶ眼力が必要となるようであった。

又勉強の楽しみが増えましたね!

 

 

  座礁船撤去(金沢港岸壁にて)

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  今年1月、金沢港西防波堤で、パナマ船籍の貨物船「BOHAI CHALLENGE」(8708t、乗組員19人、船の長さ約120m)は座礁し、その際に重油を流出した事故があった。重油流出は軽微で終了したようだが船は1月より撤去作業の準備を進め昨日と本日には船体を半分にした撤去作業を行い事故から本日で全ての作業が終了したようであった。その後大きな環境被害の報告もないが流出した重油はどこへ行ったのでしょうね。全て回収できたのでしょうか?それとも最後には海の力に頼らざる得なかったのでしょうかそれにしても大きなクレーンでした。

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今日の金沢の黄砂は視界が3kmとの予報。いつも見える日本海まで約8kmで本日はまったく見えない。北陸高速は金沢市近郊では海沿いを走行する。もし大地震がくればひとたまりも無い。運しかないのか?金沢の大地震の備えも必要だが、近頃特にひどくなった黄砂の環境対策の備えも必要に感じる今日この頃である。

何が私達に出来るのだろうか?

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